目薬が欲しくて
ご訪問くださった皆さんありがとうございます。ゆうさくです。スポンサーリンク
今日は切らしていた目薬を買いに行くかどうか、悩みましたが、やっぱり目薬を使わないとしんどいのでドラッグストアに行きました。何かと安売りしていたのでインスタントラーメン5袋入り250円もゲット。20円引きのスナック菓子2袋、2割引のジン、38円の缶コーヒーを2個買ってしまいました。菓子や酒は余計でした。これぐらいのことでも「やってしまった」と思ってしまうようになりました。
給料の半分は返済に
前回、お話ししたように3月末の時点で銀行に300万、消費者金融4社に240万の借り入れがありました。毎月の支払いは9万8000円。さらに住宅ローンが6万円。クレジットの支払いも毎月数万単位の残高がありました。毎月の給料は手取りで35~40万。半分が返済・支払いで消えていく計算です。毎月の支払額が嵩むのが分かっていて、なぜこんなになるまで平気でいたのか。
もちろん平気でいたわけではないのですが、3月ぐらいまでは何とかできるんじゃないかと思っていたんです。
株があるから…
私、株をやっていたんですね。それでまあ何だかんだとやり繰りしてきたのです。もっとも彼女が借金を繰り返すようになってからは利益より支出の方が多くなって、徐々に目減りを続けていましたが…借金しなくても株を売ってしまえばいいだろう。そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、ですね、貯金も底をつく中で、株をすべて処分してしまうと、その後、本当にどうにもならない。お金を増やしていくこともできなくなる。それよりは株を続けながら返済もして、あわよくば徐々に貯金もしていけるようになればいい。「株さえあれば」。そう考えたのです。
いやあ、甘い。甘かったです。毎回、今度こそ大丈夫と思った矢先に彼女がやらかし、支出を余儀なくされる度に、株でしのいだり、借金でしのいだりしてきました。しかし借金の方は銀行ローンに加えて、消費者金融でも総量規制の限度いっぱい借りてしまうことになりまして。後は返済しつつ何とか残った資産を減らさないようにしなければと気を引き締めて、彼女の希望だった引っ越しの資金も用意できるし、「何とかやっていけるかな」などと思っていました。
狂った計算
私のいい加減で甘い見立てが狂い始めたのは3月12日でした。つい悪い癖で急騰し始めた銘柄に飛びついた次の日でした。9000円台から一気に1万円越えをしそうな勢いで、9500円で信用買い。いわゆる高値掴みというやつですね。まだ上がりそうでしたが危険を感じ、翌朝にはそこそこの値で売りを出しました。その日は出張。朝から車で移動していました。コンビニで休憩したときに板を見たら私の指した売値に肉薄。出来高も急増していました。欲にかられた私は注文を取り消し、様子を見ることにしました。
移動途中にもう一度確認すると1万円をつけている。上出来!売ると思った矢先に職場からどうでもいい電話がかかってきて時間をロス。そのまま車を走らせてしまい、注文を出し忘れたことに気づきましたが、急いでいたので後回しにしました。目的地に着いて確認すると買値付近まで落ちていてがっくり。「せめてプラスで」と欲をかいた私は買値のわずかに上の値で注文を出し、仕事にかかりました。
ナイアガラ
アラートにも気づかず仕事に集中していたのですが、終わってみれば含み損で場が引けていました。こうなれば、できるだけ被害を少なくして撤退が鉄則なのかもしれません。だけど欲深い私は盛り返すかもしれない、盛り返してくれと願ったまま翌日も手放しませんでした。というか、実際はナイアガラ状態に焦って損切りのタイミングを見失ってしまったのです。前後して買っていた銘柄も同じような値動きをしてくれたためにダブルでダメージを喰らってしまいました。
かなりブルーになりましたが、以前にも同じような経験をし、含み益が出るまで我慢を続けて乗り切ったことがありましたので長い目で見ることにしようと気分を切り替えました。引っ越しもあるし、「前向きになろう」なんてのんきに構えていました。
そんなときに、また借金を作ってしまったことを彼女に打ち明けられたのでした(先のリンクと同じ引っ越しがダメになった件です)。なんというタイミングで!月末までに何とかできるだろうか。のんきな私もさすがに暗澹たる気持ちになり始めていました。
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